マンスリーレポート 第173号

12月のアークル

 全然冬らしい気温にならない今冬。皆様いかがお過ごしでしょうか?

 今秋はずいぶんと暖かく、過ごしやすい日が続きました。暖かい秋の象徴を感じたのは、先日の弊社ゴルフコンペでです。毎年11月中旬に箱根カントリーでゴルフコンペを開催しているのですが、そこでの紅葉具合がその年の季節感を感じさせます。インコース5番ホールの右側の山肌の雑木群、これが毎年鮮やかに紅葉し、私達ゴルフコンペを盛り上げてくれるのですが、今年は少しがっかり。紅葉の色合いがダークで、急激な寒さがなかったことを物語っていました。またプレーする私達も、半袖でプレーが出来るほど暖かく、本格的な冬はまだ遠いのか?と錯覚させるほどでした。
 また、自販機の商品の売れ行きも例年になく500ペットの売上が好調で、商品の売れ方が例年とはまったく違います。

 そんな暖かい秋がなぜか12月になっても続いています。ここまで暖かいと、逆に今売るべきレトルト製品の売上低下か心配されます。このまま暖かい状態は長続きはしないでしょうが、それにしても今年は異常気象です。

 さて2018年の最終月を迎えました。今年は皆様にとってどんな年だったでしょうか?
今年の私の思いを少し振り返ってみたいと思います。

 私の今年の思い(テーマ)は2つでした。一つは「消費者の缶コーヒー離れの中の今後自販機の在り方」。そしてもう一つは「社内の働き方改革」です。

 「コンビニのカウンターコーヒーによって自販機の主力製品である缶コーヒーが打撃を受けると、自販機そのもの存在価値が低下し、今後の私達のビジネスはどうなってしまうのか」という不安が今年の初め頃は私の中を渦巻いていました。なぜなら、今年の冬の売上が例年のような売れ方をしていかないからでした。本当に今年の1〜3月は苦しかった記憶があります。そんな苦しい1〜3月も春を迎え夏にかけては、酷暑で売り上げ低迷は脱していきます。一見、冬の低迷が杞憂だったのかと思いがちですが、それはあくまで暑さで売れているだけであって、缶コーヒー離れが収まった訳ではないのです。
 私は、自販機の存在を缶コーヒーだけ売ればいいという考えを否定したいと考えています。そのいい例がJRの自販機です。JRの自販機は缶コーヒーだけ売ろうとはしていません。今までに無い色々な商材を作り出し、大きなチャレンジをしています。非常に参考になる自販機です。

 この様なチャレンジをもっと私達の「こだわり君」で具現化する必要性を感じているのです。これは現場の人間も気づいていなくて、現状を否定する勇気を持ち切れていないのが現状です。もっと思い切ったチャレンジが必要で、それが今後の自販機の在り方をより肯定するものではないか、と感じているのです。

 もう一つの「働き方改革」についてです。これについては今年はずいぶんと色々やってきました。
 事実、私達の業界は切り替え時期になると、自販機1台当たりにかかる時間が長くなり、ルートマンの帰営が遅くなるのが当たり前の習慣がありました。労働時間短縮は、何もせず出来る訳がなく、業務のやり方、一人当たりの持ち件数、それぞれ自販機の収益性などすべてを見直していかなければなりません。

 そういった中でまずやらなければならなかったのは、不採算自販機の撤去でした。つまり不採算の自販機に大切な社員の労力をかけていくことをまず避けなければならないと判断したのです。自販機撤去は200台以上にのぼりました。会社にとっては大きな痛手なのですが、収益性や働き方改革を考えたらやらなければならない事でした。
 自販機の切り替え方法もより簡略化しました。今までの事を考えたら大きな改革を行った年だったのではないでしょうか。

 その成果はすこしづつ表れてきています。今秋の切り替え繁忙期は、昨年に比べ相当時間短縮が進んでいます。ただ、売上は微減傾向にあります(引上げ台数にしてみれば 上出来ですが)。

 この改革については今後、色々な観点からさらにやっていかなければなりません。
そういう意味では、来年新しいチャレンジが始まります。働ける人の力量や状況に合わせて業務を変えていくチャレンジなのですが、これが成功すると今後人材不足面の問題が一つクリアできるような気がしています。

 同じ商売を続けていても、その環境は刻一刻と変わっていきます。又最近はその変化のスピードが速くなってきているのを感じています。しかし、環境が変わっても、経営者の考えが変わらないと、商売のやり方は変化させられません。つまり経営者の判断は、会社にとって一番重要なのです。

 私自身、今年1年を通じて自販機の可能性(在り方)についての考え方が少しずつ変わってきています。基本的に自販機マーケットはコンビニなどの手売りマーケットと違うマーケットで、今後独自の進化をしていき、必ず残っていく物だと考えられる様になってきました。その様に考えると、私達自販機オペレーターの役割は、その独自性をより消費者にアピールしていく必要があると考えます。

 現状、もちろん私達にとっての取り巻く環境は非常に厳しく、大変な経営環境に置かれています。しかし、それは自販機の将来を見据えこのマーケットで正しい商売をしていく事によって乗り越えられる物と確信しています。今後は営業展開という外的戦略以外に、働き方改革のような内的戦略も非常に重要で、この両輪のバランスをしっかりとれるにように経営する、そして収益も大切で、どんぶり経営は絶対に許されない、このようにいろいろな制約の中でいかに経営していくか!?非常に面白い時代と感じています。

 自販機市場は成熟し、自販機の進化もここのところ足止め状態。そろそろ新しい自販機の登場が待ち望まれるところですが、まずは自販機に通信機能を持たせるというのが当面の課題なのでしょう。一部のメーカー系オペレーターはすでに導入済みのようで、効率化がだいぶででき出来てきているようです。

 そのあとはキャッシュレス対応ということになっていくのでしょうが、飲料自販機は今後も活躍していくことは間違いなさそうです。

創立50周年記念 長崎社員旅行

 弊社は今年創立50周年を迎えています。

 確か、前回は創立20周年記念パーティーを箱根小涌園で開催したことを覚えています。そう考えるとあっという間の30年です。当時は社名も「相模ダイドー(株)」と言い、ダイドードリンコ製品のみを扱う、自販機オペレーターでした。

 現在は社名も変わり、複数の飲料メーカーの自販機の他、自社オリジナル自販機も扱うようになり、大きな変化をしています。そのように大きな変化をしていますが、自販機オペレーター事業を行っているのは変わりなく、そういう意味では自販機マーケットは息の長いビジネスです。

 一口に50年企業と言ってもこれは簡単なことではありません。企業を存続する難しさは数字が指し示しています。30年企業が存続する確率は0.021%と言われ、50年ともなると更に小さな数字になるのです。企業の続けられなくなる原因はたくさんあります。それを回避して経営し続けるのはラッキーだけで出来ないのは明らかです。
 私は企業それぞれに抱えるテーマみたいなものがあるように感じています。例えば、経営体制だったり、収益力だったり、営業戦略であったり、それは企業によって千差万別で一概に絞り込むことはできません。
 そういう意味で、私のここ10数年テーマは「社員」なのです。「会社は何のために存在するのでしょうか?」皆さんはこの質問にどう答えますか?

 私は「社員とその家族のために」あると考えています。昔あるリーダー研修で、リーダーの役割とは何かというのを学んだ経験があります。それは自分の周りの人を幸せにすることでした。自分の周りの人は、一番身近の人は家族です。そして経営者であれば、次に社員がきます。そして社員の家族、そして・・・・・。まさに法政大学・坂本光司教授のベストセラー『日本でいちばん大切にしたい会社』で、説いていることなのです。
 若いころの私は、その優先順位を間違えていたかもしれません。会社経営は顧客が一番優先されると考えていました。40年間黒字経営をしているアメリカのサウスウエスト航空の企業理念も「お客様第二主義、従業員第一主義」のポリシーを掲げています。

 企業の存在価値は「企業が誰のために存在するのか」の答えに集約していると思うのです。坂本教授は優先順位をこのように説いています。「社員とその家族」「社外社員とその家族」「現在顧客と未来顧客」「地域社会・地域住民」「株主・出資者」。しかし資本主義の考えでは一番に優先されるのは「株主・出資者」です。

 つまり私の経営者としての最大のテーマはここにあると考えています。「社員を幸せを考えない企業は価値がない」と言うことなのです。会社経営を従業員第一主義とすればおのずと会社の経営方法は変わるはずです。

 日本の企業が他の国に比べ、永続に重きを置いているのはその違いではないでしょうか。株主が一番優先されるのであれば、経営者は株主を満足させるために、短期的利益を追求していくでしょう。それにはリスクを伴ったチャレンジをしていくことになります。私は日本の文化や国民性から、株主最優先の経営方法は馴染まないと感じています。また昨今人手不足の日本の中小企業環境の中では尚更です。

 今時、社員旅行?社内レクレーション?なんて思われる人も多いでしょう。嗜好が多様化する中で、会社での団体行動なんて意味あるの?みたいな風潮があるも事実です。しかし、これは私達中小企業が、大企業と差別化できる一つなのです。

 そんな意味でも、弊社は毎年社員旅行を実施しているのですが、今回は「50周年記念旅行・IN長崎」と銘打って行うことにしました。会議で「今年の旅行どうする?幹事は誰にする?」こんな会話があると、すんなり幹事も決まり計画もどんどん進められていきます。みんなが楽しみにしている証拠だと思っています。

 ちなみに幹事は開発部のメンバーがやってくれました。オリジナルパンフレット作製など相当力が入っていたようです。また夜の宴会部長H君も久々の仕切りということで、力の入り方が違ったようです。
 メーカーさんも4名の参加がありました。楽しんでいてくれたようです。

その様子を紹介します。

2日目は自由行動

 50周年の一つの節目をこのようにして私達ですが、今迄にたくさん 社員さんがかかわってくれていることも忘れてはならないと感じていました。退職された元社員さん、すでに亡くなっている方もおられます。結婚を機に退職された社員さんもいます。
 そんな元社員さんへの思いを馳せ、感謝の念を送りました。

 今回、弊社50周年の場に集まった社員も、この縁を大切にして、私は「企業は社員とその家族を幸せにする」という意義をしっかり胸に刻み、今後も永続していきたいと思っています。

 こんな風に、50周年を機にあらためて、企業の存在価値について考えた私ですが皆さんはどう思うでしょうか?
 さて次は60周年かな・・・・!?
ちょっと待てよ!その時は私は65歳になっている。さあどうするか・・・・

ボヘミアンラプソティー 永遠に・・・

 かなりの大ヒットになっているようです。

 クイーンの伝記映画「ボヘミアンラプソディ」。

 高校生時代に聞いて衝撃を受けそれ以来からのファンだった私としては、見逃すわけにはいかない映画です。ということで・・・見てきました!

 さて次は60周年かな・・・・!?
ちょっと待てよ!その時は私は65歳になっている。さあどうするか・・・・

 ちなみにクイーンのアルバムはカーオーディオの中に入っていて、よく聞いていますが、やっぱり一番なのは「ボヘミ アンラプソディ」です。初めて聞いた時は衝撃で、思わずノートに歌詞を書き写した記憶があります(高校時代)。突然オペラに曲調が変わるロックなんてありえるんだ?と思ったのをよく覚えています。

 実は高校時代、洋楽にはまっていて、たくさんのアーチストのアルバムを貸レコード店から借りてきては、カセットテ ープにダビングしていました。そんな洋楽の中ではまったのは、イーグルスやビリージョエル、リンダロンシュタットなどで、どちらと言えば、アメリカンロックに魅了されていました。
 ブリティッシュ系のヘヴィメタ、ツェッペリンやディープパープルはあまり好みではありませんでした。しかしブリテッィシュロックの中でクイーンは別格で、やはりフレディマーキュリーの魅力に魅了されていたのです。

 この映画はまさにそのフレディマーキュリーの伝記映画です。

 映画の構成としては、グループ結成からラストシーンの「Live Aid」に向かって流れていくのですが、圧巻なのはラストシーンの「Live Aid」の演奏21分間。ユーチューブでも本物を見ることが出来ますが、良くここまで再現したと感心させられます。

 フレディマーキュリーは天才です。その才能にあふれる男が成功を掴みながら、性に悩み、孤独に苛まれ、病に蝕まれ、それでも友情と家族を取り戻し、大舞台に立つというヒューマンドラマ仕立てになっているのですが、多分現実はそんなきれいなモノではなかったんではないのか??というのは容易に想像できます。
 どっぷりヒューマンドラマで行くのであれば、もっとダークで重い映画となっていったのでしょうが、やはり主人公は人気ロックグループ。やはりパフォーマンス場面が多く、そういう意味ではシンプルにミュージックエンターテイメントと楽しめるのが、この映画が大ヒットしている要因じゃないかと思いました。

 今回映画館でこれを鑑賞し、映画が終了しクレジットタイトル(製作者やスタッフの紹介画面)になった時、その館内で誰一人として席を立つ人がいませんでした。
 最後のクレジットタイトル画面でさえ、クイーンの音楽を楽しむことができたからではないでしょうか。

 館内が明るくなって周りを見回すと、観客の年齢層がほぼ40代〜60代といったところ。

 しかし皆さん、この映画はクイーンになじんでいない人も本当に楽しめる映画だと思います。
そして、絶対に大きな画面で見たほうが良い映画だと思います。

 絶対おすすめ映画ですので、ぜひ見て見て下さい!!

先月の売れ筋商品ベスト5(各社)

こだわり
  • 1位 ファイア微糖
  • 2位 レアル(ブラックBC)ドトール
  • 3位 モーニング
  • 4位 ドトールカフェオレ260BC
  • 5位 ドトール微糖BC
ダイドー
  • 1位 Mコーヒー
  • 2位 ブレンドコーヒー
  • 3位 無糖珈琲 樽
  • 4位 ブレンドGINREI
  • 5位 バリスタBC
サントリー
  • 1位 南アルプス天然水 P
  • 2位 ボス Wインパクト微糖
  • 3位 ボス レインボーマウンテン
  • 4位 ペプシコーラロング缶
  • 5位 リプトンミルクティー280P
アサヒ
  • 1位 三ツ矢サイダー430P
  • 2位 カルピスウォーター430P
  • 3位 モンスターエナジー(緑)
  • 4位 金の微糖185缶
  • 5位 モーニングショット

長崎の宿泊ホテルの入り口看板・この表現うれしかったです。

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