マンスリーレポート 第172号

11月のアークル

 すっかり秋めいている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
気が付けば、今年も残すところ1か月とちょっと。季節の移り変わりがものすごく早く感じられます。

 私達、自販機オペレーターにとって10月〜11月は1年のうちで、一番の繁忙期 になります。自販機のホット切り替えに伴う、商品の入れ替えは非常に頭を使う上に時間もかかります。昨今の働き方改革の部分では、労働時間を制限させながらこれらの課題をクリアしていかなくてはならないために、どうしても従来のような丁寧な作業が出来なくなっているのも事実です。
 今年弊社では、ホットへの切り替え手順を2段階から1段階で終了するように省力化を試みました。これはメリットとデメリットがあります。それらを両方鑑みてみてどちらがいいのか?検証していこうと考えました。

 その中で大きな発見をしたのです。それは商品の売れ方です。従来の2段階切り替え方式では、9月にホットになる商品はコーヒーとお茶になります。その後11月ぐらいにスープやおしることいったレトルト製品をセットいくのですが、今回の切り替え1段階方式では9月にレトルト製品をセットできるようになるのです。試験的にセットしてみるとなんと良く売れるのです。

 コンビニの肉まんあんまんが1年のうちで9月が一番売れるというのは聞いたことがあります。それとよく似た現象なのでしょうか。確かに、私達は暑い時期から急激に気温が下がると寒さを余計に感じます。つまり身体が気温に慣れていない時期こそ、季節商品が売れる傾向があるのかもしれません。よく考えてみると、これらレトルト製品は寒さに慣れ切った2月はあまり売れません。

 このようにホット製品を数多く早いうちからセットできるメリットに対して、商品の入れ替えが多くなってしまい非常に手間がかかると言うデメリットがあるのもよくわかりました。ただ1段階なので、切り替え作業に追われる期間は短くなります。
 自販機オペレーションの差は切り替え時に一番如実に表れます。気温に合わせた切り替えがしっかりできたとき、その売り上げの見返りはより大きなものとなります。しかしタイミングを外すと、一気に売上が落ちてしまいます。非常に難しく、気を使う時期なのです。

 さて自販機オペレーションで最近の大きな問題は、賞味期限の問題です。なぜこれほどまでに賞味期限コントロールが難しくなったのか?それはペット製品の台頭が背景にあります。ペット製品は総じて賞味期限が短くほとんどの製品が1年もないのが実情です。自販機はその性質上、庫内に滞留する時間が長く商品が劣化しやすいというデメリットがあります。そのため最近はハンディーを駆使して投入本数のコントロールは当たり前になっています。しかしそんなコントロールをしても、確実に売れ残り商品は出てきます。

 その様な中で、最近では売れ残る商品をディスカウントして販売し、売り切る方法をとっています。スーパーや小売店は当たり前の事なのですが、自販機ではあまりない方法なので、今の所売り切りには有効な手段になっています。

 さて先月期の振り返りを少し・・・・・

 先月期は当社にとって最悪の月となってしまいました。20日〆の弊社は、9月後半(10月期になる)の台風にたたられ、今年からの1段階切り替えの試行で例年より遅い切り替えで、早めのホット需要を拾えなかったことや、曜日の関係で実働日数が少なかったなど、諸々の要因もあり、かなりの数字を落としてしまいました。
 もしかしたら、缶コーヒー離れがより顕著になり、今後秋冬がずーと数字が低迷するのではないかという不安に陥ったのも事実です。その不安が本当かどうかは今月以 降の数字を見ないとわかりませんが・・・

 先月の数字の落としは、私達に色々な気づきを与えてくれました。

 よくよく考えてみると、自販機の商品構成はずーと変わっていません。缶コーヒー中心の商品群では今後売り上げ増は望めないと考えています。例えばコンビニのホット商品の棚を見ると、ほとんどが大容量のペットで占められています。ショート缶コーヒーの構成はわずかで、メイン商品でない事だけは明らかです。自販機ではいまだにそのショート缶コーヒーがメインになってしまっているのだから、売上ダウンも当然の成り行きです。
 それは飲料メーカーもわかっていることで、じょじょに自販機ならではの商品も発売してきました。例えば永谷園の 「ふかひれスープ」や伊藤園の「豚汁」、ダイドーの「モンブラン」などは非常に面白い商品だと思います。
 もしかしたら自販機の役割の一つとして、このような「小腹満たし」があるのかもしれません。
 そういう意味では、私達は今までの固定概念にとらわれず自販機の在り方を問うようなセッティングにもチャレンジしていきたいと考えています。

 考え方として例えば、自販機最盛期を前倒しし、6・7・8月とする。9月からは残暑に関係なく秋冬フェイスに変える。これはある意味、自販機を飲料提供から食提供に変えるぐらいの意識の変化が必要でしょう。
 私自身はこの様な自販機の革新的な考えが今後生き残る一つポイントだと思っています。そういう意味で自販機ビジネスはまだまだ可能性を秘めたビジネスなのでしょう。

 人材不足の問題についても少し触れて起きたと思います。
 この問題は、社会構造的な問題であることは明らかです。そうであれば、企業はそれに対応できる環境を提供しなければなりません。例えば、私達業界では若い男性社員がルートスタッフで自販機の持ち台数が○○○台で売上は○○○万円という、固定概念があります。最近、山梨の同業者さんでは女性スタッフが元気にルートをこなしているという話を聞きます。大切なのは多様性を受け入れられる柔軟性です。私はこれを「こだわりを持ってこだわらない(固執しない)」と言う表現をしています。

 私達は来年に向けて、ルート編成の部分で新しいトライアルを始める予定です。
取り入れられるかどうかはわかりませんが、非常に面白い取り組みだと思ってい ます。この詳細はまた別の機会にお話しします。

 さて2018年もあとわずか。
 来年への展望ですが、「守り」から「攻め」へ転じていきたいと思っています。ここ数年は、作業効率の見直し、商品廃棄を少なくする、売れない自販機の管理など、「守り」を重視してやってきました。それも今年度でだいぶ落ち着き、自販機の管理の在り方が明確になりました。これからは積極的に展開するタイミングと考えています。
 色々な問題がありますが、過度に対応しすぎるのも良くないかもしれません。過度に対応すると、細かいところにば かりに目が行き発想がネガティブになりがちになります。

 「明るく・元気に・前向きに」こんな合言葉でアークルは進んでいきます。

奇跡のスーパー「まるおか」を見に行く

 書店のビジネス書コーナーでふと目にしたこの本!
「奇跡のスーパー、まるおか!」、興味深いな。

 読んでみると。「素晴らしい!!」こんなスーパーが日本にあったんだ!? 驚きと感動が隠せません!

 どんなスーパーかって?皆さん本を読んでみてください!!!

 自分が「おいしい」と思えないものを売り場に並べ、販売し、お金をいただく行為は、お客様を裏切ることになる。本当においしい商品だけ仕入れ、伝えることに徹する。
「食」に携わるすべての人に知ってほしい、まるおかの商い

本にこんな帯が・・・・・
ということで・・・・・

 行ってきました!スーパーまるおかへ。場所は群馬県高崎市。
こんな地方都市でこだわりスーパーが成り立つのか?この目で見なきゃ。そんな思いを持っての訪問でした。

 さらに驚くのは、その立地。イオンモール高崎(超ビッグ)の真横なんです。

 こんなこだわりスーパーは、妻も大好きなのではと思い、今回は買い物も兼ねて夫婦での視察です。男性と女性のスーパーマーケットへの見方は違うでしょうから、妻の意見も参考になるだろうということも期待しています。

 店舗に到着したのはちょうどお昼時。店舗はスーパーには珍しく木造で、清潔で温かみある雰囲気です。とても心地 よいのです。
 広さは145坪というから、スーパーの標準からすればかなり小さめです。
 店舗内の様子は言葉で表現するより写真で見てもらったほうがわかりやすいかもしれません。とにかく商品のこだわりをPOPで表現してお客様に伝えようとしていることがよくわかります。
 ということで、写真をいっぱい撮ってきましたので載せます。

(左)日本一のお米「天空の郷」
(中)オリジナルドレッシング ジョセフィーヌ

(左)取引をするまで5年を要したという奈良漬、粕を洗わないで食べるように書いてありました。

(中)お弁当売り場。おにぎりは絶品です。 特に海苔がうますぎる!!
(右)気になる飲料コーナー、ナショナル ブランドは一切なし!
缶コーヒーは唯一「龍泉洞」だけ

(左)思いやり牛乳、720mlで1778円 凄い牛乳らしい・・・
(中)田庄・焼きのり、これ凄いみたい
(右)パン売り場、こだわりのパン屋さん10店舗から取り寄せているそうです。

 いや〜、楽しいスーパーでした。

 小さい売り場なのに1時間以上いました。気が付けば、妻の買い物カートの中にはあふれんばかり食品が・・・

 これほどのこだわりのスーパーは多分誰もまねできないと思います。商品も大手では絶対にまねできないでしょう。
 なぜなら生産者が大量生産していないからです。
今回は本当にこう思いました。
「スーパーまるおか、近所にあってほしい!!」って・・・

 商売は経営者の理念や哲学があったうえで、商売していくのですが、現実はやはり「本音と建て前」があります。 しかし、まるおかは本当に自分の理念(信念)を貫き通しているお店だと思います。

 私は一消費者として、このスーパーを応援したいファンになってしまったようです。

1泊2.5日で行ける、秘境の旅 〜ミャンマー・ゴールデンロック〜

 いつかは行ってみたかった!

 ミャンマー・ゴールデンロック。正式には「チャイティーヨ・パゴダ」という仏塔です。
 一般的には今にも落ちそうで落ちない奇跡の岩として、知られているのではないでしょうか?
 しかし、ミャンマー人にとっては巡礼地で大切な信仰の地なのです。

 ちなみにミャンマーの観光地と言えば、バガンやマンダレー、インレー湖でどこも飛行機で簡単に行ける観光地です。日本人観光客はもちろん欧米人も多く人気の観光地になっています。しかしゴールデンロックはまだ観光客には一般的ではなく、今回も日本人・欧米人はほとんど見かけませんでした。理由は多分、遠くて交通の便が陸路のみだからでないでしょうか。
 しかし実は、ヤンゴンから片道5時間はかかるものの、日帰りで行ってこれる場所なのです。

 行き方は超簡単!街のタクシーを捕まえて交渉するだけ。1万円以下で余裕で往復してくれます。
公共のバスも走ってますが、バスターミナルまで行ってチケット買ってなどめんどくさい人にはこのやり方がお勧めです。

 今回私は、ゴールデンロックのある山頂のホテルに1泊して計2泊(ヤンゴン1泊)しましたが、ヤンゴン1泊、翌日 日帰りで空港まで帰ってくれば、成田行きの夜の便に余裕で乗れるので、1泊2.5日ツアーの完成です。

 ちなみにゴールデンロックのある場所はチャイティーヨと言います。標高1000mの山の上のあり、ヤンゴンからま ずキンブンと言う麓の街まで行きます。そこから専用のトラックに乗り換え、更にロープウェイに乗り換え到着です。
実はこのキンブンからのトラックがやばいのです。日本製の大型平ボディートラックの荷台部分に客席(クッションな し)を取り付けてあり、そこにぎゅうぎゅうに人を乗せて走るのです。(人数がそろわないと出発しない)つづら折り の山道を猛スピードで駆け上がっていきます。まるでジェットコースター。人を乗せて安全運航と言う意識はまるで感じられません。

 山頂に到着すると、たくさんのポーターが待ち構えています。そこからゴールデンロックまでは30分ほどの山道を歩くことになります。大勢の巡礼者が歩く中、人を乗せて運ぶ人力の籠やも活躍しています。

 たくさんのお土産屋が立ち並ぶ中を歩き、ゴールデンロックに向かっていくとなぜか子供のころの、出店がたくさん並ぶ寺の参道を歩いていくウキウキ感が湧き上がっていきます。
 遠くのほうにゴールデンロックが見えてきます。周りは徐々に日が暮れて薄暗くなってきます。無意識のうちに足が速くなり、興奮してきている自分がいます。

 いよいよ本物のゴールデンロックのお出ましです。ライトアップされたゴールデンロックが自ら神々しく光りを放っています。奇跡のバランスもこの目でみると、本当に奇跡と実感できます。

 この岩、ゴールドになったのはそれほど昔の事ではないそうです。
 10数年前の軍事政権時に金箔をはり始めたの最初だそうで、今では 定期的に張替え作業を行っているそうです。参拝者や観光客自身も金箔をはることでき、近くに金箔の売店があります。しかし張ることのできるのは男性のみで、何か宗教的な意味合いがあるのでしょう。

 1時間ほど見学したでしょうか。まわりはすっかり日が暮れ ホテルにチェックインに向かいます。
チャイティーヨにはホテルは3件しかありません。高級・中級・ゲストハウスそれぞれ1件ずつあります。今回私が宿泊したのは中級でしたが、かなりくたびれていますので、もしいかれるのであれば、高級をおすすめします。(山頂のホテルに宿泊する場合予約はしたほうがいいでしょう)

 レストランはまともなのはありません。街の食堂レベルなのが数件しかないので、観光地と呼べる状態にはないことがよくわかります。本当にある意味巡礼地なのでしょう。

 翌日の日の出を期待しながら早めの就寝。明日の朝は早いぞ~...なんて思っていたところ・・・・

 目覚めてみると、土砂降りの大雨・・・とほほ・・・

 2泊の弾丸旅・ミャンマーでしたが、今回思ったのは、週末を利用してアジアの秘境は簡単に行ける時代が来たな ということです。
 世界はますます身近なものになってきています。沢木耕太郎の「深夜特急」にあこがれを抱いた私ですが、そんな旅が気軽できる時代が到来したのかもしれません。

 残念なのは、最近アジアの秘境を訪ねる旅をしていて日本の若者に会わない事です。会うのはシニアエイジ世代か 30代以上の女性グループかな。アジアの田舎は昔の日本があるような気がします。のんびりしていて食事もおいしいのに・・・・。

 また、秘境旅行くことがあったらレポートします。ご期待ください!

先月の売れ筋商品ベスト5(各社)

こだわり
  • 1位 レアル(ブラックBC)ドトール
  • 2位 緑茶500P(ミツウロコ)
  • 3位 ファイア微糖
  • 4位 ドトールカフェオレ260BC
  • 5位 ワンダモーニング
ダイドー
  • 1位 ブレンドコーヒー
  • 2位 Mコーヒー
  • 3位 無糖珈琲 樽
  • 4位 ブレンドGINREI
  • 5位 バリスタBC
サントリー
  • 1位 南アルプス天然水 P
  • 2位 ボス Wインパクト微糖
  • 3位 ペプシコーラロング缶
  • 4位 ボス レインボーマウンテン
  • 5位 伊右衛門435P
アサヒ
  • 1位 三ツ矢サイダー430P
  • 2位 カルピスウォーター430P
  • 3位 モンスターエナジー(緑)
  • 4位 モーニングショット
  • 5位 富士山水600P

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